おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
よくある類の本です。
いろんな人の「名言」が載っています。
中には、なるほど、と頷けるものが含まれています。
宝探しみたいなものですね。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「不安とは、おそれの対象がなにか、よくわからないときに起きる感情だ。ひとつひとつ不安の原因をとりのぞいていけば、あれもこれも、自分で解決できることだとわかる。」(151頁)
「おひとりさまの老後」の著者である上野千鶴子さんのことばです。
「どうしよう。どうしよう。」と不安に陥ってしまうときって、ありますよね。
私もときどきあります。
でもそんなときには、一度、冷静になって、不安の元を分析します。
具体的に、何を恐れているんだろう、ということを分析します。
その後で、おそれの対象が対応可能なものか否かについて考えます。
たいてい、対応可能だということがわかります。
このようなことを繰り返していると、だんだん「抽象的な不安」というものに囚われなくなってきます。
抽象的な不安にかられたときは、とにかくその対象を具体的に突きとめ、対策を考えることに尽きます。
あとは、実践あるのみだと思います。