おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
スイッチ・オンの生き方
以前、紹介しました「幸せの遺伝子」の著者の本です。
「遺伝子が目覚めれば、人生が変わる」そうです。
なんだかよくわかりません。
著者の考え方はこうです。
「人間という存在を遺伝子レベルで見れば、学校の成績が良かろうが悪かろうが、身体が強かろうが弱かろうが、99.5%以上は誰でも同じです。能力に差があるとすれば、遺伝子を眠らせているか、目覚めさせているかの違いだけです。その違いは、心のありようや環境などによって生じます。」(63頁)
あえて遺伝子を持ち出す必要があるのかどうかはよくわかりませんが、心のありようや環境によって結果が変わってくるというのはそうなんでしょうね。
個人的には、結果の違いは、能力の差ではなく、情熱の差や準備の差だと思っています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「何が人を新しいことに挑戦させるかといえば、外から絶えず入ってくる刺激です。精神的に守りに徹していたのでは、決して新しいものを取り入れることができません。『守り』の姿勢が遺伝子をオンにすることは、まずありません。守りとは現状維持であり、いま働いている遺伝子だけで十分事足りるということだからです。
眠っている遺伝子は強く必要とされなければ目覚めてくれません。だから、『守り』ではなく『攻め』で新しい刺激を求めていくことが大切なのです。」(115頁)
特に若いうちは、どんどん攻めていくべきだと思います。
無難、現状維持というのが一番いやです。
生きている心地がしません。
同世代の若くて勢いのある経営者を見ると、応援したくなります。
私の事務所の顧問先会社には、若くて勢いのある経営者がたくさんいます。
みなさん、パワーがみなぎっています。
誰一人、現状維持でいいなんてことを言っていません。
誰一人、不景気のせいだなんて不細工なことを言っていません。
みなさん、現状維持では、徐々に衰退していくことを知っているからです。
こんな時代だからこそ、「守り」ではなく「攻め」の姿勢でチャレンジすることが必要なんだと思います。