おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
一流の人に学ぶ自分の磨き方
典型的な自己啓発本ですね(笑)
一流の人と二流の人の差は紙一重だとし、考え方のちょっとした違いが、大きな差として表れるようです。
小さなものが寄せ集まると最後には決定的な違いとなってあらわれるようです。
実際そうですよね。
オーソドックスな内容で、変な変化球もなく、すーっと入ってくる本です。
いい本だと思います。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「二流の人は失敗を苦痛とみなし、プライドを守るために失敗を避けるべきだと考える。だからできるとわかっていることしかしようとしない。
一流の人はプライドを守ることに興味がない。彼らに興味があるのは、学習し、成長し、変身することだ。
一流の人は失敗を成功の条件とみなし、失敗を教師として教訓を学ぼうとする。
・・・一流の人は失敗を軌道修正の好機とみなす。それは快適とは限らないが、ビジョンの実現に必要な知恵を得るために不可欠だと考える。
二流の人は失敗しないことに集中して多くの時間を空費する。
一流の人は失敗を生かして成功に結びつけることを考える。」(148~149頁)
一流か二流かはさておき、失敗についてどのように考えるかによって、人生や仕事での幸福感がかなり変わってくると思います。
これは完全に考え方の問題であって、性格の問題ではありません。
つまり、誰でも考え方を変えれば、今よりも幸福感を感じることができると思っています。
「失敗を成功の条件とみなし、失敗を教師として教訓を学ぼうとする」姿勢が身につけば、そう簡単には心が折れなくなります。
新しいことに挑戦し続ける以上、死ぬまで失敗がついてまわります。
失敗するのがいやなら、ずっと同じことをしていればいいのです。
でも、そんなのつまらないですよね。 生きている心地がしません。
失敗したときにこそ、もう一つ上のステージに上がれるチャンスととらえることは誰にでもできることです。
幸い、僕は、このような考え方ができるようになったので、失敗を単なる失敗として終わらせることはありません。
どんどん挑戦して、失敗をしながら、すすんでいくしかないのです。
それが人生なんだと思います。