おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
君の歳にあの偉人は何を語ったか (星海社新書)
コンセプトがとてもユニークで、すばらしいです。
野口英世は、20歳のときにこんなことを言っていましたよ。
ダーウィンは、22歳のときにあんなことを言っていましたよ。
といった具合に、総勢38人の偉人の言葉が集められています。
単なる名言集とは切り口が違うという点で、すでに参考になります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『忠告はほとんど役に立てません。自分自身のやってきたことと激励だけが役に立ちます』とアインシュタインは74歳で言った!」(212頁)
どの偉人の言葉を選ぼうか悩みましたが、アインシュタインさんのこの言葉にしました。
この言葉についてのエピソードがまとめられています。
「・・・74歳の誕生日に記者とこんなやりとりがあった。
記者 『科学の研究を仕事としようとしている学生には、どういうことを忠告したいとお考えですか?』
アインシュタイン 『研究への意欲をもつ人はすでに自分の道を発見しているものです。忠告はほとんど役に立ちません。自分自身のやってきたことと激励だけが役に立ちます』」(214頁)
応援だけしてくれればいいんですよね。
大切なのは、自分でいろんな経験をするということですよね。
あまりにも人の忠告に頼ってしまうと、いざというときに決断できなくなります。
自分で決断し、実行してきたことこそが、自信につながるのだと信じています。