おはようございます。
さて、今日は本の紹介です。
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
横に細長い本です。 本棚から飛び出してしまいます(笑)
45カ国の470人の実践者の発想、考え方が紹介されています。
内容、てんこもりです。 この内容で2500円は、すばらしいです。
じっくり読む本ですね。 速読をするような本ではありません。
この本では、ビジネスモデルを「どのように価値を創造し、顧客に届けるかを論理的に記述したもの」と定義しています。
そして、ビジネスモデルを検討する際に、9つの構築ブロックを見ていきます。
9つの構築ブロックを「ビジネスモデルキャンバス」という1枚の表の中に落とし込んでいくわけです。
なかなか使いこなすには、時間がかかると思いますが、参考になります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「新しいアイデアを作り出す作業は、クリエイティブ系の人だけのものだと思われがちです。しかし実際には、組織全体から集められた多様な参加者が必要です。・・・多様性があれば、新しいアイデアを生み出し、議論し、選ぶことが容易になります。外部の人、ときには子どもでさえも、チームに加わることを考えてもいいくらいです。」(143頁)
今日、さまざまな異業種交流会が存在していますね。
1つくらい、みんなで頭をつかって、新しいビジネスモデルを考える会があっても、おもしろいのではないかと思います。
過去の武勇伝を聞くよりも、未来を語るほうが、僕は好きです。
せっかくさまざまな業界の方が集まるのであれば、いろいろな視点、思考方法を結集させて、1つの全く新しいアイデアを形にする会って、刺激的ではないですか?
そんな会があったら、参加してみたいですね。