おはようございます。
←事務所の入り口のマットを替えました。
現在、次のアイテムに取りかかっております。
また、完成しましたら、紹介しますね!
さて、今日は本の紹介です。
毎度お馴染み、コトラーさんのマーケティングに関する本です。
今から10年程前の本ですが、今読んでも、全く古さを感じません。
すごい本です。
めちゃくちゃためになります。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「企業はしばしば、自社が成長しないのは市場が成熟しているからだという。だが、このような弁明は、たんに想像力の欠如を表明しているにすぎない。・・・成熟市場などというものは存在しない。われわれに必要なのは、成長の道筋を見出せる成熟した経営陣だ。成長とはものの見方の問題なのである。」(99頁)
「製品やサービスが、市場に浸透しきっていることなど、ごくまれにしかない。企業はこの点を見落としがちである。すべての市場はセグメントとニッチから成り立っている。」(99頁)
さすがコトラーさん、いいこと言いますね。
「不景気だから」、「市場が成熟しているから」というのは、単なる言い訳です。
たんに想像力の欠如を表明しているにすぎないと。
仮に市場が成熟していると感じるのであれば、新たな市場をつくればいいだけのことです。
また、既存のサービスに手を加え、新しいセグメントに参入することもできるはずです。
こういう抽象的なことばかりを言っていると、「言うのは簡単だよ。」「現実はそんなに簡単じゃない」と思う方もいらっしゃると思います。
それはその通りだと思います。
言うのは簡単です。誰だって言えます。
現実はそんなに簡単ではありません。 簡単だったら、もう誰かがとっくにやっています。
簡単ではないからこそ、チャンスがあるわけです。
大変だからこそ、やる価値があるわけです。
これからも、このように思える方と一緒に仕事をしていきたいと思います。