おはようございます。
さて、今日は、本の紹介です。
「差別化するストーリー」の描き方
元博報堂制作部長の方の本です。
コンセプトメイキングのやり方やアイデアの発想法等が実際の例とともに説明されています。
この著者の他の本をもう少し読んでみたくなりました。
早速、アマゾンで数冊注文しました。
この本で「いいね!」と思ったのは、著者のマーケティングプランニングのスタイルです。
著者は、以下の順番でものごとを考えるそうです。
1 「集める」→情報収集する テーマ関連・他領域の事実のストック
2 「書く」→大きな白い紙に書く 群れをつくりながら絵を描く気分
3 「眺める」→遠くから眺める 関係性を探る・可能性を楽しむ
4 「組み合わせる」→新しい関係性を発見 仮説を何案か立てる・言葉化する
5 「発酵させる」→A41枚、1案、キーワード 数枚、候補を壁に貼って寝かせる
6 「閃く」→来た!いけそう! 閃きがくる
7 「まとめる」→戦略化 具体的に仕組みをつくる。計画案に。 (99頁)
私は、日々、思いついたアイデアや本を読んでいてひらめいたことを手帳の余白部分にどんどん書き込んでいます。
「手帳」というのがポイントなのです。
なぜ手帳か、というと、つまらない会議等に参加している際、手帳を眺めていたり、メモをとっていてもあまり違和感がないからです。
「早くこの会議終わらないかな・・・」とただ会議が終わるのを待っているくらいなら、日頃ためこんだアイデアを眺めて、結びつけて、新しい切り口を考えているほうがよほど生産的です。
読書するわけにもいかない、ただぼーっとしているだけなのはもったいない、という時に、おすすめです。
日々の繰り返しが、大きな成果を生むのだと信じています。