おはようございます。
さて、今日は、本の紹介です。
成功の法則92ヶ条
前回に引き続き、楽天社長の三木谷さんの本です。
この本も少しの本ですが、読み返してみると、以前読んだときと印象が違います。
今置かれている状況によって、読み手の受ける印象がこうも変わるんだな、と思いました。
三木谷さんも「はじめに」で書かれているとおり、「成功のコンセプト」は、三木谷さんの「成功哲学の総論」という位置付けです。
今回の本は、「各論」というわけです。
実際、内容も、「各論」として、具体的な内容が書かれています。
とてもいい本です。
文章がうまいので、読んでいてストレスがまったくありません。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「バランスを失って、倒れることを恐れてはいけない。子供は転びながら、歩き方を覚える。歩き始めて半年も経てば、もうめったなことでは転ばなくなる。
僕が楽天市場を始めたとき、インターネットのショッピングモールなんてアイデアは陳腐で時代遅れだとすら言われた。そう言っていた人たちが、10年後の今、何と言っているか。
世の常識なんていい加減なのだ。絶対に正しい考え方など存在しない。
常識を疑い、常識に反することを恐れず、自分の信じる道を進もう。
概念は常に、揺らぎながら進化していくのだ。」(16頁)
まさに「起業家精神」ですね。
「概念は常に、揺らぎながら進化していく」。 いい言葉ですね。
個人的には、5年後、10年後、今の業界の常識が非常識になる日が来るのだと確信しています。
流れというのは、突然変わるものではなく、徐々に変わっていくものです。
よーく見ていないと、いつの間にか、状況が変わってしまいます。
常識が非常識になる日が来るのを楽しみに、これからも仕事をしていきたいと思います。
これから5年間は、これでもかというくらい仕事をしようと思います。