こんにちは。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
毎年の恒例行事です。
母が元気なうちは、一緒に行こうと思います。
いつまでも元気でいてください。
さて、今日は、本の紹介をします。
自衛隊の仕事術
おもしろそうだったので読んでみました。
会社の経営にもあてはまる内容が多く、参考になります。
思っていたよりもいい本でした。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「『自軍敗れたり』とは敵の優勢に屈するばかりではなく、自己崩壊によることが多い。・・・敵は目の前の敵ではなく、くじけそうになる自分の中の自分と言える。
誰にでもつらいことや手を抜きたくなることが訪れる。また失敗もする。負けなしの人生などあるわけがない。誰もが勝ちと負け、成功と失敗を繰り返して生きている。「なにくそ!」とつらい局面や失敗から立ち上がるそのプロセスの中で、はじめて人は成長できる。何度も壁にぶち当たり、転び、立ち上がった分だけ、伸びていく。踏んだ修羅場の数だけ人は伸びていく。昨日の自分に満足していては勝ちにつながらない。なぜなら敵も同じように努力しているからだ。」(166~167頁)
裁判や交渉もまったく同じことがいえます。
「もう駄目かもしれない」と思ったところから、どれだけ踏ん張れるか。
「踏んだ修羅場の数だけ人は伸びていく」とはその通りだと思います。
楽な仕事ばかりを何年やっていても、たいした成長は望めません。
誰もが嫌がるような仕事、誰が見ても大変な仕事にどれだけ取り組むかだと思います。
どんな相手に対しても、どんな場面でも、常に「タフ・ネゴシエーター」になれるよう、修行を積んでいきたいと思います。