こんにちは。
さて、今日は、またまた本の紹介です。
ドラッカーが教える 営業プロフェッショナルの条件
ドラッカーさんの原書ではありませんが、最初はこういう本の方が入りやすいし、わかりやすいのでおすすめです。
以前にもドラッカー本として、「究極のドラッカー」という本を紹介しました。
どの本もだいたい書いてある内容は同じです。
それでも、いろいろな角度から著者が解説しているところがまた参考になるのです。
私も、あと5冊ほどドラッカー本を読んでみようと思います。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「最大の危険は、製品やサービスが何であり、何であるべきかであり、いかに買われ、いかに使われるかについて、顧客以上に知っていると過信することである」(78頁)
どういうことを言おうとしているのかわかりますか?
著者は、以下のように解説しています。
「・・・モノがコモディティ(汎用品)化すると、誰もが情報を持つようになります。インターネットの普及がそれに拍車をかけました。普及というのが恥ずかしいくらいに当たり前になって、もう誰でも必要な情報は簡単に手に入れることができます。
売り手が買い手より情報を持つということは、ほとんどの場合に期待できなくなってきました。そうすると営業パーソンの仕事も説明することではなくなりました。買い手の意思決定をお手伝いすることが求められているのです。」(79頁)
あらゆる業種にあてはまることだと思います。 弁護士業界も例外ではありません。
若手経営者のみなさん、若手弁護士のみなさん、重要なのは、この内容をいかに具体化するかということです。
無から有を生み出すことはとても難しいです。
こういう場合には、ヒントを探すのです。
日頃から、できるだけ異業種の方の話を聞き、アイデアの種を探すのです。
通常、そのまま自分の業界に持ってきても、使えませんので、形(見せ方)を変えて、取り入れます。
結局は、習慣の問題なのです。
「何か新しくておもしろいことないかな~」と思いながら、いろいろな人と話をしていれば、「種」がころがっています。
お互い、がんばりましょう。