おはようございます。
さて、今日は、本の紹介です。
藤田晋の成長論
サイバーエージェントの社長、藤田さんの本です。
一生懸命に働いてきた方なので、共感する点が多いです。
この本で、「いいね!」と思ったのはこちら。
「・・・モノマネの最大の利点は、先行者たちが費やした時間や労力を大幅にカットできること。モノマネで足元を固め、そこからオリジナルの商品やサービスを作っていくという考えを持ち、『主体的』にモノマネを選択しているなら何ら問題はありません。」(59頁)
仕事の上達法の基本です。
モノマネが下手な人、そもそもモノマネをしたくないと思っている人は、なかなか仕事ができるようになりません。
言い方を変えると、素直な人は上達が早いということです。
上司の立場からすると、「自己流」が強い部下は、使いにくく、最終的には、指導する気持ちがだんだんなくなっていきます。
次に、部下の立場からの視点ですが、モノマネをする際、誰の何をモノマネの対象とするべきかをしっかり理解するべきです。
要するに、誰か1人の上司だけをモノマネするのではなく、いろいろな人のいいところを盗むということです。
・・・とここまで書いていて、「当たり前のことしか書いていないな・・・。」と思ってきたので、もうやめます。
結局のところ言い古されていることをいかに素直に実行できる人間か、ということだけなのです。