おはようございます。
さて、今日も、本の紹介です。
マーケターの知らない「95%」 消費者の「買いたい!」を作り出す実践脳科学
なんだかよくわからない題名です。
移動時間の暇つぶしのつもりで買いました。 下田の裁判所への行き帰りで読みました。
なんやかんや脳科学から分析しています。 とても真似できません。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「感情は、脳が大量の情報を思い出すための手段である。つまり、自動車やパソコンのように多くの情報を処理する必要のある複雑な買い物でも、最終的な判断は感情に負うところが大きいということだ。」(226頁)
顧客の感情を理解し、購入する際のさまざまな不安を1つ1つ取り除く。
単なる合理主義では、「人間がわかっていないね。」ということで終わってしまいます。
自分で「絶対に売れる!!」と思っていても、実際に売れないことはよくあります。
そんなとき、「この商品(サービス)のよさがわからないのか!」と嘆いても何の解決にもなりません。
これは、「不景気だから客が減った。」「弁護士の人数が増えたから依頼者が減った。」と嘆いている居酒屋の店長や弁護士と同じです。
そんなことが本質的な問題ではないのに・・・。
不景気、不景気と言いながら、いつも満席で予約しないと入れないお店は、なんで繁盛しているのでしょうか。
すべてのサービス業で共通しているのは、お客様が望んでいることを理解することから始まるのだと信じています。