弁護士法人栗田勇法律事務所は、企業における予防法務を重視しています
弁護士法人栗田勇法律事務所は、顧問先会社様に対し、以下の3つの視点を重視してリーガルサービスを提供しております。
1. 無用なトラブルを回避するためのアドバイスをします
私は、企業で発生するトラブルの主な原因は「準備不足」だと考えています。
日頃の業務において、正しい準備をしておけば防げたであろうトラブルは数多くあります。
(みなさんも、振り返ってみると「あー、あのとき、もっとちゃんとやっておけばよかったなー・・・」っていうこと、ありませんか?)
トラブルを0にすることはできませんが、無用なトラブルはできる限り回避すべきですし、そのための正しい準備を1日も早く習慣化すべきです。
そのために、弁護士法人栗田勇法律事務所では、日頃から相談したいときに相談できるように、顧問先会社様には栗田の携帯電話番号をお伝えし、年中無休でご相談可能な体制を整えています。
2. セミナー・研修会を通じて総務部・法務部の「企業法務力UP」を応援します
私は、ここ数年、顧問先会社様を中心に、年間約100回、セミナーや研修会の講師をしています。
それは、もともと私がセミナー好きということもありますが、セミナーや研修会を通じて「知識」を得ることよりも「意識」を変えることの大切さを伝えたいという強い動機があるからです。
だからこそ、私はよくセミナーで「大切なのは『知識』ではなく『意識』だ」と訴え続けています。
「意識」とはすなわち「考え方」や「想像力」です。
法的な知識だけで言えば、今の時代、たいていのことはインターネットで検索すればわかります。
しかし、いくつかの選択肢があるときに、いかなる理由でどの選択をすべきか、各選択肢のメリット・デメリットは何かといった判断は一般化できないため、その場その場で検討するほかありません。
そのような決断の場面で必要なのは、「考え方」であり「想像力」です。
状況を俯瞰し、先の展開を予想する。まさに将棋や囲碁と同じです。
駒の動かし方やルールを知っているだけでは戦には勝てません。大切なのは、「動かすべきか」と「どう動かすか」です。
これらの力は、一朝一夕に身に付くものではありません。だからこそ、定期的にセミナーや研修会を実施し、会社全体の「企業法務力」を向上していくことが大切なのだと思います。
3. 企業や経営者の考え方や意向を考慮し、事案に応じた柔軟な解決を提案します
事案もそれぞれ、経営者の考え方もそれぞれです。
どんな場面でも絶対に正しいやり方なんてものは存在しません。
できるだけ早期に解決することを目指すのか、何年かかってもいいから最後まで徹底的に争うべきか・・・答えは常に流動的ですし、正解などありません。
私たち弁護士の仕事は、依頼者に迎合することではありませんが、それでも、可能な限り、依頼者である企業や経営者の意向を考慮してベストな戦術を考えます。
依頼者と弁護方針について意見が相違することもあり得ますが、その際は、じっくり協議をし、何がベストな選択なのかを一緒に考えていくことが大切だと思っています。